古き良き思い出:昔の家計簿を見つけて
読んでいただき、ありがとうございます!
今日は、私が70年の生涯で培ってきた家計の秘密について、少しご紹介しようと思います。実は昨日、片付けをしていたら、40年前の家計簿を見つけました。
当時、私たち夫婦は新婚で、生活も決して豊かではありませんでした。この家計簿には、毎日の食費や日用品、さらには娘と息子へのお小遣いまで、1円単位で記録されていました。
最初のページを開くと、私が手作りしたおにぎりのレシピと材料の値段が丁寧に書かれていました。お米1合、昆布の佃煮、そしてちょっぴりの塩。シンプルな材料で作られたおにぎりが、当時の私たち家族の大好物でした。
次のページには、子供たちが小さいころのお小遣いの記録。10円、50円と小さな金額が並ぶ中、彼らがどれだけ大切に使っていたかを想像すると、胸が熱くなります。
この家計簿を読むと、当時の私たちの生活が浮かび上がってきます。節約しながらも、幸せな時間を家族で過ごしていたことを感じることができました。
家計簿を片手に、孫たちに昔の話をすると、「ばあちゃんはすごい!」と驚いていました。私たちの若いころの生活を知ることで、彼らもまた節約の大切さや、家族との時間の価値を感じてくれたのではないでしょうか。
昔の家計簿は、私たちの生活の歴史を刻んでいます。これからも、これを大切にしながら、次世代に伝えていきたいと思います。